五時五十分起床。溜まりに溜まった資源ゴミを出すためにちょっとだけ早起き。黒く淀んでいた空が、身支度やら何やら進めるにつれて、少しずつ、東のほうは黄金色に、西の方は夕暮れの名残のような紅色に染まっていくのがわかる。
今日も仕事。年末で取引先はみなバタバタしているようだ。そのせいだろうか、仕事を丸投げで受けることの多いぼくは取引先から完全に放置状態。今日は仕事のメールも電話も、まったくなかった。奇跡だ。そのぶん、作業に集中できた。
ところが、効率的に進んでいたはずの作業、某企業の会社案内の企画構成とコピーライティングなのだが、これがまったく終わらない。環境デザインについて触れて欲しいという要望があったが、これを調べ、わずか1ページにまとめるために数時間を費やしてしまった。環境デザイン。この概念、非常にとりとめがない。複雑化とは、意味の拡大とほぼ同義だ。環境デザインもまた、複合的な要因でその概念が複雑化し(後発的なものではなく、先天的に複雑化しているのだろうけれど)、以下略。
夕方、ちょっと休憩。なにげなくスイッチを入れたテレビで、「アンパンマン」をやっていた。巨大なバイキンマンみたいのが出てきて妙な液体だか細菌だかよくわからんが、それを撒き散らしている。アンパンマンは顔面をそのよくわからんものにズズ黒く汚されて危機一髪なのだが、名前は「フランケンロボ」だったか、おそらくTARACOが声を担当しているとおぼしきちびっ子系キャラクターが「サイボーグ009」のサイボーグ0010、あるいはバビル二世よろしくものすごい放電をしてソイツをひるませ、そのスキにジャムおじさんの機転で新しい顔面を手に入れたアンパンマンは反撃を開始し、食パンマン(だったか)とカレーパンマン(だったか)と三人で巨大なバイキンマンみたいのに体当たりし、いったいどうやったのか、どてっぱらに巨大な穴を開けていた。破壊された巨大バイキンマンみたいのは光の粉のようなものになって、街中に散っていった。壮大な展開。最終回かと思ってしまった。ところで、ズズ黒く汚れたアンパンマンの顔はいったいどうなったのだろう。ばっちくて食べられないから廃棄処分か。もったいない。それから顔面をチェンジしたとき、古い顔には人格が残っているのだろうか。いろいろ気になる。
原作「怪傑アンパンマン」では、最終回に監獄に入れられてしまうのを思いだした。
http://mrcn-tru.hp.infoseek.co.jp/anpan/original/sanrio/nekketsu-storys.html
- 作者: やなせたかし
- 出版社/メーカー: サンリオ
- 発売日: 1977/02
- メディア: ?
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 出版社/メーカー: ナカタ (株式会社 ハゴロモ)
- 発売日: 2008/09/29
- メディア: カレンダー
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 作者: やなせたかし
- 出版社/メーカー: フレーベル館
- 発売日: 1976/05
- メディア: 単行本
- 購入: 13人 クリック: 1,340回
- この商品を含むブログ (62件) を見る