わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

あけましておめでとうございます

 気づけば眠っている。長期休暇は鋭気を養うためのものだというが、養っているのは気よりも体のほうだ。いや、体を養っているとも言いがたい。年末年始、食事の量はおのずと増える。それを消化することに器官が、すなわち体の一部が、せわしなく働くことになる。結果、鋭気なぞみな飯だの餅だのおせちだのといっしょに胃袋に消えてウンコとなり、体のほうは蓄えるべき力をウンコ製造にもっぱら奪われる。食えば力は備蓄されるのだろうが、溜まるそばからウンコのほうに奪われているのだからタチが悪い。力を失えば、眠くなる。眠くなれば、寝る。何度も何度も、食うたびに眠る。やがて何の目的もなく眠るようになる。おそらくは、長い休みに緊張のタガがはずれたのだろう。普段、睡眠時間は短いほうだ。今のうち寝溜めしておけ、と本能が言っているのかもしれない。
 ウンコ製造機と化したということは、それだけ排便の量も増えることになる。一回あたりの量を変えずに回数だけ増えれば問題はないが、回数はそのままだから厄介だ。一度の排便で力む回数も比例して増える。肛門を通過する便の量も増える。痔持ちには最悪の状況だ。いつにない激痛に耐えながら製造物を出荷するかのごとく出しつづけていたら、力みすぎたのか、出す瞬間に首の筋を違えてしまった。あーいてえ。
 七痔、じゃなかった七時三十分起床。「ズームインSUPER」の書道ガールズ甲子園を見ながら身支度。正月に無粋とはわかっているが、喘息持ちなのできちんと掃除。雑煮とおせちを詰め込んでごろ寝。寝すぎてしまう。
 午後より、荻窪八幡へ初詣。例年以上に家族連れが多い。巣ごもりってヤツか、と思いながら列にならび、順番が来たところで今年一年の無事と発展をしっかり祈った。
 そのまま荻窪まで歩き、義父母宅へ。新年会。おせちがおなじ。おすそわけしてもらったのだから当然なのだが。二十時、帰宅。
 帰宅後、またもや爆睡。眠りすぎたせいか、首の筋の具合が影響しているからかはわからぬが、ちょっと頭痛。