わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

できていないのだけれど、へいちゃらって感じで

 夜中に何度も花子に起こされ全然熟睡できていないのだけれど、へいちゃらって感じで五時五十分に起きてせっせと身支度し、麦次郎まで騒ぎはじめ、おまけにゲロまで吐いたのだが始末はカミサンにまかせることにし、じゃあ妻よ猫よサラバ、と七時四十五分ごろに家を出るのだが、久々の早い時間の外出はとても珍しい感じで、通勤のために駅に向かう人がぞろぞろぞろと道なりにつらなり、その人たちを早足で一人また一人と抜き去りつづけ、切符を買って電車に乗り、満員状態でチカンに間違えられたりせぬよう気をつけつつ、時折隣りに立っていたキャリアウーマンっぽいおねーさんが読んでいた日経新聞を盗み読みしたり車内吊り広告を隅から隅まで読んだりしながら時間をつぶし、九時に東京駅着、デザートビネガーっていうのか、酢の立ち飲みスタンドでホット黒酢を飲んでから銀の鈴へ向かい、デザイナーT氏、印刷会社営業O氏と合流、のぞみに乗り込み取材のために某IT企業がある名古屋に向かい、仕事が立て込んでいたので車中では別件を作業していたのだが、ぽかぽかとぬるったく明るい陽射しに照らされつづけたら寝不足でもへいちゃらって思ってた体が陽射しに少しずつ反応し、思考は鈍り、まぶたは重くなり、記憶は頻繁に途切れがちになり、ああこりゃあかんわ、と観念し、ちょっとだけ寝よう、と思ったら名古屋についちまったから驚いたのだが、そんなことでたまげた寝すぎたなんて言っているほど余裕はないので、とっとと起きて新幹線を降りて取材の事前打ち合わせのために予約した某ホテルのレストランに向かい、昼食を取り、腹一杯になったらまた眠くなってしまったが、移動したら眠気は飛んだので、よっしゃ体調は万端、ベストコンディションで取材するぞ、と意気込みつつ、合計七名を相手にインタビューをこなし、まあまあ話もうまく引き出せ、笑ってももらえたので満足満足、といい気分で取材先をあとにし、帰りがけに味噌煮込みうどんを食い、ああ腹一杯、そして胸も一杯、眠くはないけど胃が重い、とひーひー言いながら移動し、名古屋駅でなぜか売っていた賞味期限偽装でおなじみ、ってちゃんと復活したのだからおなじみって表現はまずいのだけれど、とにかくそういった事情で有名な伊勢名物の「赤福」をおみやげに買い、東京行きの新幹線に乗り込み、T氏O氏はビールを飲みはじめたが、ぼくは飲めないカラダなのでお茶をすすりながら往路で進めていた仕事を再開し、ときおり酔いかけたT氏O氏と談笑、そうこうしているうちに東京駅に着いたので、ハイ解散、おつかれっした。
 夜は月9の「VOICE」を観た。ツルタマユ(と書くと鶴玉湯って名前の銭湯みたい)がふけたなーって思った。それとおなじだけ、ぼくもふけているわけなのだけれど。