わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

どこかで、必ず救われていた

 花子もぼくも熟睡だったようだ。いつもなら花子のゴハンちょーだいという催促で三時か四時に一度目覚めるのだが、今朝はそれがなかった。気付けば七時四十五分。慌ててゴハンを用意したが、花子め、眠たいらしく、しばらくゴハンがあることに気付かずにいた。
 晴。夏日。掃除日和か。だが、窓を開けたり外を歩いたりすると、どういうわけか鼻がつまりクシャミを連発する。昨日気付いたのだが、というか、数年前から気付いているものの認めていなかったのだが、どうやら桜の木が多い場所に行くと、くっしょんくっしょんとなるようだ。四月の上旬から中旬あたりに発症し、ゴールデンウィーク間際までつづく。ソメイヨシノの散り際から遅咲きの八重などが散るまでの期間と、ほぼ重なる。散る桜アレルギー、か。イヤな感じだが、冷静に考えると咲く桜アレルギーよりは、散る桜アレルギーのほうが縁起がよい。試験はすべりしらず、ということか。確かにわがジンセイ、これまで試験というものに合格しなかったことはなかった。どこかで、必ず救われていた。
 午前中は掃除。掃除日和なので掃除。布団も干したが、取り込んだあとに念入りに掃除機をかけておいた。
 午後は録画しておいたお笑い番組を観ながらアイロンかけ。毎週思うが、主婦だな、こりゃ。「内村さまぁ〜ず」「バナナ炎(ファイアー)」「ケータイ大喜利」。
 夕方、マスクして散歩。西荻界隈をだらだらと。トトロの樹、かなり葉がしげりはじめている。曇りがちのすこし夏めいた青空のもと、やや強めの春風に、枝ごと大きく揺れていた。トトロが身体を揺すっている……ようには見えなかった。
 夕食は、鶏の南蛮漬け風。鶏モモ肉に塩胡椒、片栗粉をすりこんで揚げたものを、ニンニク、生姜、醤油、酢でつくったあつあつのソースをかけたネギ、セロリ、にんじんなどの香味野菜の千切りの上に乗せる。実に香ばしい。疲れもとれる。これに、水菜を胡麻油、醤油、韓国唐辛子で和えたサラダ、それから玉葱のお味噌汁。味噌汁だけカミサンにつくってもらった。鶏と水菜は、コウケンテツさんのレシピ。ありがとうございます。この本は、ホントにおすすめ。コウケンテツさん、韓国系なのに和風料理ばっかりだし。