七時起床。陽が差さない。もしや、と思い窓を開けてみると、平坦な灰色の空が目に入るのと同時に、サーッという、大昔のカセットテープを再生したときに小さく聞こえるヒスノイズのような音が聞こえた。目を凝らす。雨だ。だがさほど強くはない。雨音よりもスズメやシジュウカラの鳴き声のほうが強く、そして明るく響く。インコのぷちぷちが、それに反応してキョインキョインと大声で鳴いていた。
午後より外出。静かに小雨が降る中、吉祥寺へ。武蔵野市立吉祥寺美術館で「動物画の奇才 薮内正幸の世界展」を観る。詳細別項。閉館が決まった伊勢丹の北海道物産展で、行者ニンニクを使ったシューマイを買って帰る。夕食で食べた。シューマイとは思えぬ濃厚な味。
「世界の果てまで行ってQ」の、宮川大輔が紹介する「ロケット花火戦争」という祭りの過激な花火の撃ち合いのシーン、麦次郎が夢中になって見ていた。