わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

危機意識だけが急にむくりと

 五時、揺れで目覚めた。強い、と直感的に思った。寝ころんだままではあったがいつでも起き上がれるようにし、やばかったらすぐに逃げられるようにした。花子に声をかけ、場所を確認するが明け方の薄闇の中ではどこにいるのかわからない。緊張しつつ揺れが収まるのを待った。大丈夫らしい。安心した時点で記憶は途切れている。ここで二度寝したようだが、次に目が覚めたときは、花子がめずらしく高いテンションになって、枕元でにゃあにゃあと激しく鳴いていた。どうやら揺れが収まり、ある程度気持ちが落ち着いたところで、危機意識だけが急にむくりと鎌首を上げはじめたらしい。なだめながら起床。おかしい、と違和感を感じつつテレビの電源を入れてみると、静岡で大きな地震があったことを伝えていた。どのテレビ局も混乱気味だ。被災者の皆さん、お見舞い申し上げます。
 ニュースに驚いたが、建物が倒壊しただの大きな火災が発生しただの、そういったニュースは報じられていないのが幸い。冷静さを取り戻し、身支度をはじめた。
 仕事。某音楽プロダクション企画、某官公庁映像企画など。午後より麻布十番にて新規案件の打ち合わせ。デザイナーのIさんが、DELLUMPCに無理やりMac OS Xをインストールして使っていた。なんかスゲエ。ぼくの工人舎は古いモデルだから無理だろうなあ。タッチパネルとかターン液晶とか、妙な機能がたくさんついてるし。
 夜、録画しておいた「ドリームマッチ」をちょっとだけ観た。オードリー若林とノンスタイル石田のコンビ、両人のオリジナルコンビよりはるかにおもしろかった。スピード感溢れるボケとツッコミの応酬。若林なんかずっとツッコミっぱなしなのだが、ツッコミかたにメリハリがあって、ともすれば単調で先が読めそうな石田のボケをうまく転がしていた。若林は天才だと思う。