わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

杉浦 勉『霊と女たち』

 今日届いたDMに紹介されていた作品。杉浦勉という人物をよく知らないのだが、どうやらスペイン文学者らしい。ということはスペインの心霊話がテーマなのかな、と思いながらDMのリンクボタンをクリックしてみると、

 内容(「BOOK」データベースより)
スペイン異端審問時代の神秘体験から20世紀メキシコ/アメリカ国境の民衆信仰まで、霊的な経験のなかで生と世界とをつなぐ知を紡いでいた女性たち。幻視する彼女たちの語りを、バタイユラカン、イリガライ、フーコーらの所論、そしてチカーナ・フェミニズムの言説/実践と読み合わせながら、霊性とセクシュアリティとポリティクスを切り結ばせる。一つの海と七つの世紀を越えて呼び覚ます、女たちによる知と主体の系譜学。

とあった。「系譜学」とあるが、ポストモダン系の思想書みたい。

霊と女たち

霊と女たち

エロティシズム (ちくま学芸文庫)

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ジャック・ラカン 精神分析の四基本概念

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言葉と物―人文科学の考古学

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