2009-09-12 色川武大『生家へ』 読書日記 「作品6」。「職」と「家族」。あるいは、ドツボにはまるということ。いや、そんな簡単な表現ではダメだな。自虐的自己犠牲が逆に家族の悲劇を生んでしまう。そこにねじれたレゾンデートルを感じてしまう語り手。生家へ (講談社文芸文庫)作者: 色川武大,平岡篤頼出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/05/10メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (25件) を見る色川武大の作品 阿佐田哲也の作品