わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

奇跡的な、あまりに奇跡的な

 六時起床。連休終わり。つづけて休んだという自覚はないが。事実、休んでいないわけだが。
 午前中は小石川へ。彼岸を過ぎたのにまだ陽射しは暑い。しかし桜並木は葉を黄色く染めはじめ、少しずつ、少しずつ、風とともにそれを散らしはじめている。残暑と晩秋の入り交じった風景を目にしていると、季節という概念自体、ニンゲンが無理やり自然に対してくくりつけた仮面のようなものだと思えてくる。そんなことはないはずなのだが。季節をむりやり春夏秋冬、せいぜいそれらをはじめさかりおわりとさらに三分割する程度で分類しようとすることのほうが無理やりで粗雑、強引な行為のように思えてくる。某通販カタログの打ち合わせ。
 十三時過ぎ、帰社/帰宅。書斎に籠もってひたすら作業。といっても時間の半分以上は、資料の手配に費やしていた。
 夕食はサンマ。おいしかったが、先日食べたもののほうがさらに上を行っていた。ありゃ奇跡的な、あまりに奇跡的な秋のうまさだったな。