主人公と妻の旅はつづく。が、寄り道も多い。妙な敵も続々と現れる。なのに冒険譚には読めない。不思議だ。
以下、読みながら感じていることを。
●物語になっているようで、実はなっていないような。
●会話がほとんどない。
●描写らしい描写がない。限りなく説明に近い。
●文体がヘン。ときどきですます調が混じったり。
●主人公が「人」と「神」、両方の立場を取る。
●時代設定がまったくわからない。
- 作者: エイモスチュツオーラ,土屋哲
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 1998/05/30
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (44件) を見る
アフリカの日々/やし酒飲み (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-8)
- 作者: イサク・ディネセン,エイモス・チュツオーラ,横山貞子,土屋哲
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/06/11
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 29回
- この商品を含むブログ (45件) を見る