今からはじめる方は、ほとんどがiPhone版の「iMandalart」を使うのだと思うが…。作者の今泉さんは、マンダラートはデジタル化(この「デジタル化」とは、マンダラセルの「ハイパーリンク」とほぼ同義)されたものを使うべきだと主張しているけれど(そのため「マンダラート手帖」が販売終了となった)、ぼくはマンダラートを身につけたいなら最初の数カ月はただひたすらに手書きのマンダラを書くべきだと思っている。リンクなんて姑息なことは考えず、真ん中に課題や考えるべきことを書き、周囲の8つのセル「だけ」をつかって思考を展開すべき。8つ埋めるという行為は、手書きのほうがプレッシャーが少ない。デジタル・マンダラは入力という行為に安易さと間接的であるがゆえのタイムラグとがあって、最初のうちは思考の邪魔になる。仕事のアイデア発想はもちろん、打ち合わせ内容の整理やその日に行う「ToDoリスト」の作成など、目的の違うマンダラを何百枚も手書きでつくってみるべきだ。読書中などに出会った、ちょっと難解なセンテンスを理解するためにそれを8つのセルをつかって分解してみる、なんて使い方もおすすめ。とにかく、数! 何枚書けるかがマンダラを使いこなせるようになるコツ。
ある程度こなせたと思ったら、次の段階では「5Wマンダラ」を理解するといい。この考え方、iMandalartでは希薄みたいだから、今泉さんの書籍を読まれるのをおすすめする。
…と、ここまで書いたらまぶたが重たくなってきたので、いったん筆を置きたい。ぼくからの「5Wマンダラ」の説明は、また次の機会に。
↓一番おすすめ。古本でしか手に入らないけど…。
- 作者: 今泉浩晃
- 出版社/メーカー: オーエス出版
- 発売日: 1998/02
- メディア: 単行本
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- 作者: 今泉浩晃
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 1987/09
- メディア: 単行本
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