わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

Joe Pass ジョー・パス

 1994年に亡くなった伝説のジャズ・ギタリスト。使用ギターは、Martin 00-42、Fender JaguarFender Jazzmaster、Fender Telecasterなど。
 ジャズと言えばピアノか管楽器でギターというイメージは薄い、という方は多いと思うが、ひずみのないクリアーなアコースティックやセミアコースティックの(ソリッドもあるけど)ギター・ソロはロックとは違う意味で聴き手を興奮させてくれるのでぼくは好きなのだけれど、なんせ知識がなくて誰の作品を聴けばいいのやら…という状態だった。
 このアーティスト、我流なのだそうだが技術的には卓越していて、コード進行やメロディはオーソドックスではあるのだけれど、一音一音が丁寧に、そして美しく心に響いてくる。ジャズはしかめっ面で聴くのではなく、ミュージシャンが刻む音に合わせて身体を揺らしながら聴くのが理想、と再認識させてくれる、と思った。
↓ゴキゲンなソロ!

↓ちょっとしんみりと…

↓代表作。残念ながらiTunesにはないみたい…

Virtuoso

Virtuoso

For Django

For Django

エラ・フィッツジェラルドとの競演作オスカー・ピーターソンとの競演作
ザ・トリオ(紙ジャケット仕様)

ザ・トリオ(紙ジャケット仕様)

↓教則ビデオも多いらしいジョー・パスの作品はこちら。ジャズっては音はすばらしくてもジャケットがイマイチなことが多いよなあ、と改めて痛感させてくれるアーティストでもあります(笑)