わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

吐く息の白さ

 六時起床。冬の晴れ空がかすみがちに見えるのは、地上で人々が吐く息で白く包まれてしまうからだろうか、と馬鹿なことを考えた。それとも、地球自体の吐息か。そう考えるとスケールは大きいかもしれぬが馬鹿馬鹿しさもまた壮大になるかと言えばそんなことはなく、むしろその発想を口にした自分に対して、バッカじゃねえの、と罵りたくなるが自虐的になったところで意味などないので無論そんなことはせず、今朝もただぼんやりと空を眺めている。
 早朝より仕事に取り掛かるが、メールと電話が通常の二倍以上でほとんど作業できず。
 午後より池袋にて打ち合わせ。やや難航気味でつい気分も沈みがちになるが、沈めば仕事自体が停滞する。流行のポジティブシンキングで乗り切るべきだ、と自分に言い聞かせてみるが、そうした途端に沈んだ気分も言い聞かせようとしている妙に前向きな自分も忘れ、ただただその仕事と向き合うようになる。真剣に向き合うときにポジティブもネガティブもありゃしない。あるのはその発想が、仮説が、ロジックが、目的と合致しているかどうかだけだ。
 夕方、カイロプラクティックへ。寝違えた首の調整。
 夜は豆まき。豆はできるだけ食いたい。まいたまま床に転がしっぱなしにし、翌朝掃除機でカラカラ音を鳴らしながら吸い込むのはもったいない。というわけで、ここ数年はケチケチしてなるべく少なめにまくようにしている。ラップに包んでまいて、あとで拾って食べる家庭もあるらしいが、ウチの実家はそんなめんどくせーことはしなかったし、カミサンのところも同様だ。幼稚園などでは落花生を使うことが多く、しかもラッピングされたものをまくのだそうだ。アレルギー対策でそうせざるを得ないという。
 夕食はイワシの丸干し、ほうれん草のおひたし、大根のみそ汁。夜は炭水化物をなるべく摂取しない主義だが、丸かぶり寿司は食べた。