わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

安藤礼二「「懐かしい年」の変容 --大江健三郎『水死』論」

「群像」二月号掲載。大江さんの最新作である『水死』を、過去の作品に立ち戻りながら読み解いている。『水死』は過去の大江作品のスクラップ&ビルドによって成り立っているという考え方は興味深いし、賛同できる。

群像 2010年 02月号 [雑誌]

群像 2010年 02月号 [雑誌]

水死 (100周年書き下ろし)

水死 (100周年書き下ろし)

懐かしい年への手紙 (講談社文芸文庫)

懐かしい年への手紙 (講談社文芸文庫)

霊獣―「死者の書」完結篇

霊獣―「死者の書」完結篇

安藤礼二の作品はこちら。
大江健三郎の作品はこちら。