わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

もたもたの理由と仲里依紗

 状況も理由もわからないが、もたもたしている。何かを待っているようだが、その理由がまったくわからない。わかっているのだがわからないふりをしているのかもしれない。だが表面的にはわからない。急がなければいけないかどうか、その判断すらつかない。必要性などまったくないのに、ただなんとなく、理由などなしにもたもたしているのかもしれない。あるいは生来の性格で、意図や必然性に反してもたもたしてしまっているだけのことかもしれない。とにかく、あらゆることがもたついている。もたつく中で、何かを待っている。待ちながら、もたついているのは顔のせいだ、とこれまた理由も根拠もないことをふと思いつく。それを、自分といっしょに何かをもたもたと待っている相手にも伝えるべきか、それとも黙っているべきか、迷う。迷わなくてもいいようなことに、迷っている。決心はつかない。つける必要などないのかもしれぬが、決断できぬまま、時間はもたもたと過ぎてゆく。その、過ぎゆく時間がもったいない、ともたもたした思考で考える。するとわずかに意識が焦りはじめ、いらつきはじめ、熱くなりはじめる。やはり話そう。どうでもいいことだが、話しておこう。ついに決心し、もたついているのは顔のせいだと思うんだけどね、と隣にいた女にぼくは話しかける。その女は、なぜか仲里依紗だった。という夢を見た。六時三十分起床。

仲里依紗フォトブック『anno1989』

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Riisa films [DVD]

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時をかける少女 仲里依紗

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純喫茶磯辺 [DVD]

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 ひさびさの休日。八時、三十分くらい時間をかけておよそ6kmくらいを走る。どういうわけか、今朝はランナーの姿が少ない。ダイエット中らしい二十代のぱっつんぱっつんな顔をした女性とすれ違っただけだった。出会ったドウブツも少ない。スズメ、ドバト、ムクドリメジロ、散歩中の犬。鳴き声だけだが、うぐいすを見つけた。ホーホケキョ、とうまく鳴けず、ホーケキョケキキョ、といった感じにすぐ崩れてしまう。若いのだろうか。カワウはいなかった。オナガガモも見つからない。どうやらすでに旅立ったようだ。
 サンドイッチで昼食。「メレンゲの気持ち」を観ていたらゲストが仲里依紗ちゃんだったので驚く。最近一番のお気に入りの女優。「時をかける少女」、見に行こうかどうか、ちょっと迷っている。
午後より外出。新宿のビックカメラへ。お目当ては地デジ対応テレビ。三月いっぱいでエコポイントの規定が変わってしまいほとんどのテレビが非対応になってしまうということで、テレビ売り場は真夏の海水浴場みたいな混雑ぶり。店員を見つけるのが大変だな、出直そうかな、とひるんだが、ファミレスのように順番待ちリストができていたので安心した。おまけに、ほとんど待たずに対応してもらえたのでストレスはほとんどない。32型ハイビジョンのソニーブラビア」を注文。テレビを観るのは好きだがコンテンツに凝ったりホームシアターが趣味だったりするわけではないので大型もフルハイビジョンも不要と判断し、比較的手頃な価格設定のモデルを選んだ。ついでに火災報知器も購入。 小田急百貨店の屋上にあるカフェで少し休憩してから、大宮へ。高校時代の同級生二人と合流し、寿司屋でプチ同窓会。二人とも子どもが高校受験だそうだ。偏差値の話で盛り上がっていた。子どもがいないぼくは、少しだけ取り残された気分。
二十三時前に帰宅。猫が大騒ぎしていた。