わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ふわふわ

 小泉今日子と付き合うことになった。という夢を見た。○梨かオレは、と夢の中で自分にツッコミを入れていた。五時五十五分起床。
めざましテレビ」の主題歌が桑田佳祐に変わってから3日が経つのだが、いまだになれない。あの変態的粘着ボイスは目覚めた直後の脳はもちろんカラダにもあまりよくないように思える。だがそれはぼくが桑田佳祐のファンではないからであって、彼の声も歌も人となりも大好きな人にとっては最高の目覚ましアラームとなるのかもしれない。
 仕事。某百貨店企画、某アパレル企業カタログ。ここ数日は、本を読む時間よりも原稿を書いている時間よりも、何かを考えている時間のほうがはるかに長い。昔からそうなのだが、考えすぎると床に付いているはずの足元がふわふわと浮きはじめ、腰あたりを軸にカラダが前後にクルクルと回転しているような気分になることがある。あるいは、ひたすら前へ前へとカラダがつんのめっていく感覚が、延々とつづく。同時に、視野が異様に広くなるような気がするのだが、不思議とどこにも焦点は合わない。思考も焦点を失うようで、脳の奥のほうから、自分の幼少時代のものだろうか、子どものような声とともに過去の、どうでもいいような些細な記憶が、映像はなく、言葉だけで勝手によみがえる。こうなってくると、かなりアブナイ。気を逸らすか、休むか、どうにかしておかしな状態から自分を脱出させなければならないのだが、一方で思考回路が暴走し、ストップできなくなっていることもあるから厄介だ。こうなったらもう、手を休めて眠るしかない。
 十一時、事務処理のために銀行へ。年度末のせいか、長蛇の列。
 午後からもひたすら書斎で仕事。ふわふわした感覚には襲われなかった。
 夜、食事しながら録画しておいた「ゲゲゲの女房」3話分を一気に見る。主人公が少女ながらに感じていた生きにくさが、妖怪どもの住む異世界に一瞬だけ向かう。この感覚の描き方がうまいと思った。録りためて全話見ることにした。

ゲゲゲの女房

ゲゲゲの女房

ゲゲゲの女房―連続テレビ小説 (NHKドラマ・ガイド)

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NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房〈上〉

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ねぼけ人生 (ちくま文庫)

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ほんまにオレはアホやろか (新潮文庫)

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水木サンの幸福論 (角川文庫)

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個人的には人間国宝にしたい。水木しげるの作品はこちら。