曖昧な嵐とポテトサラダ - わたしが猫に蹴っとばされる理由

　六時五十五分起床。久々に結露ゼロの朝。あの面倒な拭き掃除から解放されるのがうれしい。空はかなり曇っている。風も強いようで、バサバサと布を広げて振り回しているときのような音が遠くから響いてくるような気がする。そうこうしているうちに、雨。テレビでは千葉あたりが春の嵐に見舞われていると報じている。荻窪界隈は、風の強さこそ感じるものの、嵐という雰囲気ではない。空に猛々しく狂った表情はない。どちらかと言えば、冬の名残をひきずりつつ春に変わる、その過程の曖昧さにばかり覆われている。その曖昧さも嵐に圧されてたちまち消え、空は一転して荒れるのか、などと考えていたが、昼ごろには雨は止み、風もおおかた収まった。
　年度が変わり仕事が一段落したので、今日はオフ。午前中は掃除をし、午後からはかねてから受けたいと思っていた「ロルフィング」の第一回目セッションに。詳細別項。
　十六時、起床。完全に休日というわけにはいかず、電話数本、事務処理少々。
　十八時過ぎ、軽く散歩へ。快調。
　録画しておいた「アメトーーク」ポテトサラダ芸人を観ながら夕食。豚肉と菜の花の炒め物、ポテトサラダ、マカロニサラダ、コンソメスープ。ぼくもポテトサラダは大好物。わが家ではジャガイモ、玉葱、ゆで卵を使う。ウチの実家ではキュウリの塩もみも入っていたような。カミサンの実家も入れていたと思う。具の入り方が違えば味は違うよなあ、と思っていたら、マヨネーズだのコショウだの、工夫の仕方はほかにもいろいろあるようだ。番組で紹介していた名店のポテサラはいずれも個性的で、食べてみたくなった。
　夜はロルフィングの影響か、猛烈な睡魔に襲われて二十三時就寝。実はこの日記、翌日の朝に書いている……。