2010-04-11 小島信夫『殉教|微笑』 読書日記 「吃音学院」。モノ言わぬ吃音少女と主人公の屈折した恋がからみはじめる。小島信夫は作品世界における事態をややこしくする、あるいはややこしく描く天才だと思う。殉教・微笑 (講談社文芸文庫)作者: 小島信夫,千石英世出版社/メーカー: 講談社発売日: 1993/12/03メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (34件) を見る小島信夫の作品はこちら。晩期の作品はややこしさが倍増している。