わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

保坂和志「未明の闘争」(7)

「群像」5月号掲載。葬儀後、一行は横浜中華街で軽くメシを食い、解散。主人公は渋谷駅で元会社の同僚と偶然出くわし、キャバクラみたいなところに連れて行かれる。
 愛猫が突然ケンカをはじめ、険悪な関係が継続するのでやむなく家庭内別居にした、というエピソードは挿入されている。実体験なのだろうか。

群像 2010年 05月号 [雑誌]

群像 2010年 05月号 [雑誌]

保坂和志の作品はこちら。オススメ小説は『季節の記憶』