五時五十分、布団の磁界から抜け出せず、しばし身体全体に感じる重さと闘いつづけたのだが、起きてみればその重さはたちまちどこかに消え去ってしまう。要するに、重いと感じていたものの正体は重さではなく眠気あるいは怠惰さだったということで、これは誰にでもあることなのだが、今朝の場合は特別で、起きた後の爽快感はここ数カ月の中で最高だったように思える。なぜだろう。
曇りがちの朝の空から徐々に灰色が消え、明るい青と金色を帯びた陽光の輝きが目に飛び込むようになった。暑い。しかし部屋の中はというと、そうでもない。何日もつづいた冬のような気温が、マンションを深い部分から冷やしきってしまっていたのだろう。これが暖まるには、しばらく時間がかかるのではないか。
朝のうちに、4kmほど走る。
仕事。某百貨店企画。午前中、ちょっとだけ事務処理のために銀行へ。午後はまた企画に集中。
夕食を食べながら「ゲゲゲの女房」2話分だけ見た。連続テレビ小説っていうんだっけ、これ、大胆な省略というものがほとんどなさそうだな。そんな、わかりにくい(要するに、見る側の想像力に委ねてしまう)ようなことをすると視聴率がたちまち低下するのかもしれない。
- 作者: 武良布枝
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