1年少々使ったPalm Centro、小ささと安定性は気に入っていたのだが、ハードウェアキーボードをプチプチするのはどうも性に合わなかったようで、久々にPalm TXを引っ張り出してみたら非常に気持ちよかった。どうしてもCentroを使う気になれず、かといってTXもすぐに寿命が来そうな雰囲気。そもそも、広告文士というある程度時代の動きを察知していなければならない職業についている者が、すでに開発が終了してしまったといってもいい、枯れに枯れたOSのマシンを使っているというのはいかがなものか、という気持ちはもう数年前からあったのだが、かといってiPhoneやiPod touchに移行する気が起きなかった。大きな理由は愛用するソフトウェア「マンダラート」がなかったからなのだが、昨年、ついにiPhone/iPod touch版が登場。ならとっとと移行すればいーじゃんか、と言われそうだが、Palmに蓄積された膨大なデータをどうやって移行するか、というよりもそんなことに時間をかけたくなくて、移行せずにいた。
だが、時間ができた。ゴールデンウィーク、後半は休めることになったので一気に移行しちまおう、と思った次第。
手書き文字認識が好きなので、iPod touchのソフトウェアキーボードやフリック入力にはなじめそうにないと思っていたが、やってみるとそうでもない。むしろ、フリックの技術を習得することにおもしろさを感じる。iMandalartもよくできている。メモソフトとの連携がちと面倒だが、まあ、これはPalmがあまりに快適すぎたからそう思うのであって、慣れればなーんてことないのだろう。Centroは、まだまだ使いたいという方にお安く譲ることにしよう。TX、キミはしばらく手元に残っていてくれ。
ということで、細かな話は後日、少しずつ。
最後に。Palm、完全にデータを移行するまではまだちょこちょことはいじると思うけれど、ひとまずお礼を言いたい。ありがとう。そして、お疲れさま。
Apple iPod touch 第3世代 32GB MC008J/A
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