わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

朝から焼ける

 五時四十五分起床。朝からアスファルトが焼けはじめている。今日も猛暑で酷暑で激暑で炎暑で極暑で暑熱で炎熱なのが目に見えてきた。
 書斎に籠もって仕事。書斎は西側にあるので陽の当たらぬ午前中はエアコンオフで作業。午後から急に室温が上がったので、しかたなく電源を入れた。
 二十一時三十分、散歩へ。秋の虫の声がかすかに聞こえるようになってきたが、昼間に焼かれたアスファルトの熱や家々の室外機から放出される熱は夜風程度では払いきれないようで、湿って籠もったサウナのような暑さが、街中によどんでいた。だが、不思議と通りすぎる人たちの顔に、苦悶の表情は浮かばない。エアコンの効いた建物から別の建物へ、その移動のわずかな間しか、この暑さを直接的に体感していないからだろうか。それとも、単に慣れているのか。