友人・アキちゃんとの会話がつづくのだが、ここで語り手が「私」と「アキちゃん」の二本立てになってしまう。実は単純にアキちゃんの台詞からカッコをはずしただけなのかもしれないが…。
以前にも書いたような気がするが、保坂和志は『小説の自由』などで展開した自身の小説論をブチ壊そうとしてこの作品を書いているように思えて鳴らない。
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