わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

高橋源一郎「日本文学盛衰史 戦後文学篇」(14)

「群像」一月号より。石坂洋次郎『光る海』の読解。なんだこりゃ。高橋さんの紹介のしかたにもよるのだろうが(ぼくは石坂を読んだことがない)、破綻している。というか、作品として成立させることよりも、(セックスについて、そしてときどき社会だの政治だのについて)持論を主張することを最優先している。まあ、小説ってのはなんでもアリだから、これでもいいのだろうけれど。一度読んでみようか。

群像 2011年 01月号 [雑誌]

群像 2011年 01月号 [雑誌]

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