掃除と喘息 - わたしが猫に蹴っとばされる理由

　六時、花子の吐瀉で目が覚める。水状のゲロを玄関に吐き散らしている。感染病か、腎不全の兆候か、とひやりとしたが、吐き終わった後はすっきりした顔で、ぼくが抱きかかえると喉をゴロゴロと機嫌よさそうに鳴らしていたから、おそらく水を飲み過ぎたか、毛玉をうまく吐き出せずにいるだけなのだろう。ゲロの片付けをした流れで、そのまま起床。
　午前中は掃除に精を出す。ぼくは喘息持ちでハウスダストのアレルギーがあるから、掃除機かけは毎朝行っているし、夜にはフロアクイックルで床を拭いてから布団を敷く。書斎のデスクや本棚も、ハンディタイプのクイックルでこまめに埃を取っている。そして週一回、週末に必ず、キャスター付きのキャビネットの下や本棚の横の小さな隙間、姿見の裏側、冷蔵庫の上など、普段はなかなか手が届かない場所にも掃除機をしっかりかけている。今朝も花子のケージをどかして下にふわふわと溜まっている埃を吸い取ったり、鳥かごを置く台の裏側に溜まった換羽中のぷっちゃん（セキセイインコ）の抜け毛を清めたり。こんな掃除のしかたが、もう一年以上つづいている。おかげで今年は大掃除がちょっと楽そう。
　麦次郎、朝のうちは絶好調。午後になってすこしエネルギー不足の模様。ちょっと食が細くなっているが、不調というわけではなさそう。機嫌はいい。
　チルドの旭川ラーメンで昼食。「メレンゲの気持ち」に北乃きいが出ている。あまりのヘンさに爆笑。いい女だ。
　昼食後は散歩。霞んだ青空が広がる冬晴れ。やや風が冷たい。荻窪警察署の「ピーポーハウス」にカナリアが増えていた。
　夕方は録画しておいた「SPEC」の最終回を観る。いやあ、すんばらしいラストでした。
　夕食はキムチ鍋。おなかいっぱい。