わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

忍耐だの辛抱だの、およそ猫にふさわしくない言葉ばかりが

 今日も六時起床。朝から麦次郎が嘔吐してしまい、カミサンと二人、対応に追われる。輸液。まだ慣れていなくて、どうもダンドリが悪い。おまけに針を刺すとき、ひどく痛がられた。抵抗も激しい。しかしこれに耐えてもらわなければ。こちらも辛抱強くつづける必要がある。せめてスムーズに処置ができれば、多少は抵抗も和らぐのではないか。そんなことを思いつつ、液が麦の背中に入る様子を観察しつづけた。
 麦次郎、カミサンと眠りはじめた。ひとまず落ち着いたようなので、走りに出かける。善福寺川沿いを6km。今日はよく見るドウブツしか見つけられなかった。
 ランニング後は、昼食を挟んで大掃除。
 十八時、西荻窪のお好み焼き店「いしかわ」へ。リフレクソロジストのKさん一家と忘年会。一人娘Mちゃんが完全に中心になっていた。忘年会というよりは、子どもの成長を見守る会だったなあ。
 二十時過ぎ、帰宅。麦次郎、また調子悪そうなのでもう一度輸液。午前中は抵抗が激しかったため少なめにしたから、残りの分を入れる。またもや激しく抵抗。疲れたのか、処置後はすこしゴハンを食べた後、グーグーと眠りこけていた。
 忍耐だの辛抱だの、およそ猫にふさわしくない言葉ばかりが、小さな傷口からにじみ出る血のように、暮らしを覆いはじめている。飲み込まれてはいけない。