わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ブックエンドのように

 夜中に何度も起きているうちに眠気なんてどこかに消えてしまい、かといって猫にゴハンを与え、小便をし、コップ一杯水を飲んでしまうと、もうほかにすることはなくなってしまう。元総理の細川護煕氏は早く目覚めると布団のなかで本を読むというが、それをマネすることはぼくにはできず、したがってしばらく、横たわったままぼんやりなにかを考えていたり、あるいはなにも考えることなく、下半身は布団に入れたまま、上半身だけをブックエンドのように起こし、朝の薄闇のなかでぼんやりしているかのいずれかだ。生産性など微塵もない。六時三十分起床。

コクヨ ブックエンド 中 黒 滑止め付 BS-33ND

コクヨ ブックエンド 中 黒 滑止め付 BS-33ND

[rakuten:arukikata-style:10001409:detail]
 窓から差し込む陽射しの強さだけで考えれば快晴のようだが、意外に雲は多い。陽は暖かで春を思わせるが、部屋は壁や床から無機的な冷気がキンと伝わってきて、いわゆる底冷えがする。
 麦次郎、皮下輸液200cc。
 午前中は掃除、アイロンがけ、取れてしまったボタンの付け直し。遺児だった父親が姉の嫁ぎ先であるテーラーで育てられ、ぼくも幼いころはそのテーラーの仕事場に頻繁に出入りしていた影響で、なのかどうかはよくわからんが、服は着るのもいじるのも好きだ。洋裁の知識や技術はまったく持っていないが、アイロンやボタンつけくらいは自分でやるようにしている。ぼくは、プラモデルをつくるのとおなじような感覚で家事をする。
 カミサンとクイーンズ伊勢丹へ。たいしたものは買わない予定だったが、駅弁フェアをやっていたので島根の牛肉弁当と鹿児島の豚トロ丼を購入。これで昼食にした。
 日曜だが、午後からは仕事。今日の書斎は冷え込みが妙に厳しい。近ごろはエアコンで部屋を暖めていたが、底冷えにはオイルヒーターのほうが効果的かも、と思い切り替えてみると、確かに底冷え感は和らいだが、部屋の温度は徐々に下がりはじめてしまった。体感的には底冷えの解消以外はまったく変化がないようなのだが。結局エアコンに戻してしまった。しかし、体や部屋を暖める感覚はエアコンよりオイルヒーターのほうが好みだ。なんせ、喉が痛まない。喘息持ちには最適な暖房器具。[rakuten:kagustyle:10005390:detail]
 夕方は環八沿いのスーパー、OKマートへ。ついでに荻窪のカルディ、西友にも立ち寄り、帰宅。
 夕食は昨日のカレーをアレンジしてカレー鍋にした。うまいのだが、ちょっともたれる。