わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

きちんと食べたほうがいい

 今日も六時起床。ここ数日、首が調子悪かったのだが枕をせずに寝たら比較的楽になった。ぼくは普通の枕を使っていない。痔の人(ぼくがそうなのだが。ヘヘヘヘ)が使うドーナツ座布団に枕カバーをかけて使っている。窪みのところにアタマがスポリと入って具合がいいのだ。だが、これも合わなくなってきたのかもしれない。ドーナツ座布団の前は、タオルを棒状に巻いた物を首の後ろに当てるだけにしていた。またこのスタイルに戻すべきなのか。わからない。ひたすら試しつづけるしかない。
 麦次郎、皮下輸液200cc。
 午前中は小石川にて打ち合わせ。播磨坂に並ぶ桜の木々、近くで見ると細い枝の先まで点々とつぼみが付き、ふくらんでいる。遠くから見ると並木全体がうっすらと桜色に染まっているように見えるのだが、これは錯覚かもしれない。
 午後より書斎でひたすらコピーを書く。某筆記具メーカーカタログ、某健康関連企業新聞広告など。新規依頼一件。ありがとうございます。二月に入ってから、一日一件のペースで仕事が増えている。本当にありがたいことだ。
 夜は豆をまき、大阪の寿司屋のオヤジが考案したという恵方巻きとイワシを食べた。おいしくいただいたほうがいい。猫たちがチビだったころは、豆をまくと大興奮して追いかけるので、おもしろくてバンスカとまき散らかしていた。だが、老齢になった今はそんなことはしない。ちょっと気にして、床に転がった豆をチョイチョイと触ってみるだけだ。だから今年は、最小限しかまかなかった。まいて無駄にしてしまうよりも、きちんと食べたほうがいい。恵方巻き、夜は米を食べない主義なのだが、今日は例外とした。慣れないせいか、腹が重たい。
 石牟礼道子『苦海浄土』三部作が届いた。ブブ厚い。大作だ。

苦海浄土 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)

苦海浄土 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)