わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ドラッカーの迷宮

 五時五十五分起床。冷える。窓の外は白銀の、とはとても言えないものの、都内としてはかなりの積もりっぷり。子どもたちはみな、雪だるまをつくる、雪合戦をやる、そりで遊ぶ、と朝から鼻息を荒げているに違いない。新聞を取りに外まで出る。雪の深い道に、自動車の轍が数本、そこに絡みつくように自転車か小型バイクの細い轍がさらに数本、引かれていた。細い轍は新聞配達員が描いたものだろう。ご苦労さまですね。
 仕事。某運送業者企画、某財団企画など。夕方、品川プリンスホテルにて某財団の理事も務める某ベンチャー企業社長と打ち合わせ。事業モデルのような話になり、それを表現するにあたってのキーワードをいくつか口にしてみたら、すぐさま「全部ドラッカーっぽいからダメ」と却下されてしまった。ドラッカーを否定しているのではなく、ドラッカーがつくりあげたコンテクスト上に自分のビジネスが乗っかってしまう、あるいは吸収されてしまうことが嫌だったらしい。ビジネスはするが、型にはまったビジネスはしたくない、ということなのだろう。知らず知らずのうちに、読んだこともないドラッカーの迷宮にはまり込もうとしていた自分が恥ずかしくなった。

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

 十九時三十分、帰社/帰宅。残務整理等。
 夕食はハヤシ。安心して食べられる庶民の味。