わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ゴキゲンを取りながら

 六時五分起床。わずかな寝坊が癖になりつつある。故意の寝過ごしではない。本当に、朝眠くて起きられないのだ。
 カミサンが午前中から外出。残されたぼくは猫たちのゴキゲンを取りながら仕事。某アミューズメント企業企画など。
 昼食は近所の生協で買ってきたトンカツでカツ丼をつくった。ちょっと汁が多すぎた。
 午後も仕事。十九時頃までみっちりとつづけた。
 集中力がつづかなくなってきたので、仕事は終了にして西荻窪界隈を散歩。街の灯は薄暗いが、そのぶんいつもよりも星々が明るい。星たちは常にほぼおなじ明るさで瞬いているだけなのだろうが、地上の明るさが違うだけで、より強く、より力強く光を放っているように思われる。視線を落とすと、あちこちで桜がほころび、一方で椿の花が萼ごとぼっとんぼっとんと落ちている。あいにく新月で、どんなに星が明るかろうが、地上の花々を明るく照らすほどの力はない。それは昼間の太陽や、二週間前に見ることができた満月の役割だ。
 あちこちの店が、節電に励みつつも、そして在庫の少なさや仕入れの難しさに頭を抱えつつも、平常営業に近づこうと努力しているのがわかる。3月の経済的なダメージは半端ではないだろう。それをカバーするだけでなく、逆境を味方につけるくらいのしたたかさが必要だ。西荻窪の街には、その強さがある。まだ芽生えたばかりだろうが、それは必ず成長する。
 昼間から軽く咳き込んでいた。念のため風邪薬を飲んでみたら、ひどく眠くなった。