わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

赤青

 五時五十分起床。あ、今日はプラスチックゴミの収集日だった、と大慌てでゴミをまとめて集積所まで走ったが、誰もゴミを出していない。わがマンションだけでなく、隣りもその隣りもそのまた隣りもお向かいも斜め向かいも、どこにもまったく出ていない。ここでようやく、収集日は今日ではなくて明日だったことに気づいた。昨日は妙に慌ただしかったせいだろうか、曜日感覚が狂ってしまっていたようだ。拍子抜けして呆然としながら、半分ほど詰まった45リットルのゴミ袋を抱えて家まで戻った。善福寺川から、グエロ、ゲエロ、グエ、ゲ、ゲ、ゲ、とカルガモの鳴く声が聞こえた。それが、このゴミ袋の中に少しずつ溜まっていく。そんな感覚にとらわれたが、目を川のほうに向けることはなかった。
 仕事。昨日ほど慌ただしくないものの、今日中に片付けなければならないことは多い。切羽詰まっているものから順に手掛ける。朝のうちにポカをやらかしているのが逆によい心理効果をもたらしたようで、焦ることなく、落ち着いて作業することができた。
 なんやかんやとアイデアをメモにし、重要なところを赤と青が半分ずつになった鉛筆でマーキングしてゆくことが多いのだが、今日もおなじように作業していると、その色鉛筆の、赤のほうを使い切ってしまった。鉛筆を削ったときに、赤の芯が残り2mm程度となり、そこから下が青になっていたので、まもなく使い切ることになる、とは思っていたのだが、予想より早く使い終えてしまった。というのは、赤い芯と青い芯の境目の部分は接着剤でくっついているだけの状態なので、ちょっと筆圧をかけたり、鉛筆さばきを乱雑にしたりすると、絶対に接着面から外れてしまう。そんな感じだったのだ。最後までしっかり使ってやる、だから丁寧に扱わねば、と思っていたのだが、丁寧もクソもなく、ちょっと筆圧をかけたら、すぐにポッキリと折れてしまった。だが、普通の鉛筆はともかく、赤青鉛筆を半分使い切ったのは初めての経験。非常におもしろかった。
 ↓その現物。ホルダーを使っているので、締めつける部分がガッタガタ。