わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

高橋源一郎「日本文学盛衰史 戦後文学篇」(18)

 東日本大震災東京大空襲の類似性、そして時間という概念の曖昧さを、山田風太郎、そして安吾、二人の作家の空襲を扱った作品を通じて語っている。安吾の作品は、「白痴」。スゴイ作品ではあるが、今読み直すと、新たな発見が、というよりも、作品世界により肉薄するような、違った読後感が感じられるかもしれない。

群像 2011年 06月号 [雑誌]

群像 2011年 06月号 [雑誌]

群像 2011年 07月号 [雑誌]

群像 2011年 07月号 [雑誌]

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