わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

後者ということで

 五時五十分起床。いつもとほぼ変わらぬ起床時間、いつもとほぼ変わらぬ暑さ。だが同一ではない。類似という名の異化。異化という名の類似。おおざっぱに括る、という認識方法。世界を知る唯一の方法。……いや、そんなことはないな。
 早朝から仕事。某化粧品会社DMのキャッチフレーズ(というよりは商品のタグラインだな)をせっせと進める。暑さを忘れて作業。いや、アチイアチイ暑いねえ花子、と口が動いたり、手がタオルのほうに伸びたりはしているようなのだが、それをほとんど意識していない。暑がることが自然体になってしまったということか、それとも集中力が異様に高まったということか。後者ということで考えておこう。
 一段落したところで掃除。週末なので念入りに。掃除機をかけたばかりの場所に汗のしずくが落ちる。慌てて拭くのだが、なんだか非効率な気分。掃除機なんて使わずに、全裸になって(という必要はないが)霧吹きで水をまきながらぞうきん掛けしたほうが、我が家の床はクッションフロアーなのだから、早いし仕上がりもキレイなのではないか、と思ってしまった。問題は体力だ。
 ゴマダレのつけめんで昼食。
 午後は仕事再開。某生命保険会社パンフレット。難易度が高い。
 夕方、カミサンと義父母宅へ。暑くてヘバると思っていたが意外に外は涼やかで、ごく緩やかだが風も吹いていた。口腔部のガンになってしまった花子の娘、桃子と再会。毛づやはよく元気そうで機嫌もいい。食欲もモリモリだ。糖尿病を患って三年、若いころよりはかなり痩せたが、それでもぼくらにとっては、花子が産んだちびっ子だ。超未熟児で死産になってもおかしくないくらいだったのに、奇跡的に生き、育ち、大きくなり、義父母やぼくたち夫婦にたくさんの思い出を与えつづけている。桃子、もっともっと与えてくれ。いくらでも受け取ってやる。持参したマッサージ器「シンアツシン」でツボを刺激してあげた。麦次郎はこれが日課になっている。一時は危篤状態だったというにケロリと復活してしまったのは、これによるところがかなりあるのではないか、と個人的には思っている。桃子にも、おなじ奇蹟を期待したい。
 帰宅後、毎週楽しみにしている日テレの「青空レストラン」を観てから仕事再開。といっても二十時までの一時間しか作業していないが。それでもなんとか、予定していたところまで終わらせることができた。
 夕食はオムレツとポテマカサラダ。ポテトサラダのマカロニ和えって感じかな。生協で売っていた、できあいのお総菜。意外に、というか、当然、というか……うまかった。