わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ゲルハルト・ケップフ『フクロウの眼』

 第十七章。キリスト教への卑猥なる冒涜(いや、卑猥なる信仰?)。そして、なんだかよくわからんがめちゃくちゃな人の哀れな最期について。ここまで読んだ中で、いちばんめちゃくちゃで構成のゆるい章だった。だからといってつまらないのではなく、むしろ妙な魅力でぐいぐい惹きつけられてしまった。一見マズそうなごった煮が、口にしたら意外にウマかった、って感じかも。

ふくろうの眼 (文学の冒険)

ふくろうの眼 (文学の冒険)

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