第十七章。キリスト教への卑猥なる冒涜(いや、卑猥なる信仰?)。そして、なんだかよくわからんがめちゃくちゃな人の哀れな最期について。ここまで読んだ中で、いちばんめちゃくちゃで構成のゆるい章だった。だからといってつまらないのではなく、むしろ妙な魅力でぐいぐい惹きつけられてしまった。一見マズそうなごった煮が、口にしたら意外にウマかった、って感じかも。
- 作者: ゲルハルトケップフ,Gerhard Kopf,園田みどり
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 1993/07
- メディア: 単行本
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