わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

グッチとヨウジ

 持っていないはずの、青いインクを入れたLAMYの黄色いボディの万年筆でまっさらな大学ノートに何やら書いているのだが、自分が一体何を書いているのかはまったくわからず、それどころか何のために書いているのかもよくわかっていない。どうやらそこでは自分は大学生のようで、ということは講義のノートを取っているのに違いないのだろうが、視界は極めて狭く、万年筆とノート、そして自分の右手しか見えていない。LAMYの書き心地はよかったのだが、残念なのはインクがまったく乾いてくれず、書けば書くほど、右手の側面、空手チョップをすると相手に一番先に当たる部分が真っ青に汚れてしまうのが難点……という夢を見た。六時十五分起床。

 八時、ランニングへ。善福寺池まで走った。街中、あちこちでキンモクセイが淡く香っている。善福寺池には渡ってきたキンクロハジロの第一陣の姿が。冬鳥は今年はじめて見た。
新・山野の鳥 (野鳥観察ハンディ図鑑)

新・山野の鳥 (野鳥観察ハンディ図鑑)

 掃除、アイロンがけ。われながらよく働いている。
 十二時前、カミサンと外出。吉祥寺へ。ABCマートでウォーキング/散歩用にナイキの安めのジョギングシューズを購入。さすがに、愛用するアディダスのボストン2では散歩する気になれない。久々のナイキAIRモデルなのだが、こんなにボヨンボヨンだったっけ、と思うくらい、クッション性が高かった。買っているあいだ、カミサンはハーモニカ横丁の「横丁ギャラリー」へ。現在開催中の「吉祥寺ねこ祭り」の本拠地とも言えるこの場所で、ねこ雑貨の販売をしている。ウチのカミサン、梶原美穂(旧姓でやってます)も出品していたのだが、初日だった昨日だけでかなり売れてしまったので、いきなり商品を補充。ありがたいことだ。

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 アトレにあるカフェ「はらのキッチン」で昼食。詳細別項。
 新宿へ移動。グッチの店頭、岸辺露伴になっていた。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く (愛蔵版コミックス)

岸辺露伴 ルーヴルへ行く (愛蔵版コミックス)

SPUR (シュプール) 2011年 10月号 [雑誌]

SPUR (シュプール) 2011年 10月号 [雑誌]

 伊勢丹の「ワイズ」で、カミサンが注文していたブーツを購入。シンプルだが使い回しがききそうなデザイン。つづいて「ヨウジヤマモト プルオム」へ。今度はぼくの財布を購入。ヒジョーに気に入っている。会計中に店内を物色していたら、ぼくより10歳くらい年上の男性がコートを試着していた。たしか、ヘチマ襟っぽいデザインで、ヨウジらしいワイドシルエットとビッグショルダーがめちゃくちゃかっこよかったのだが、この80’sっぽさが気に入らなかったのか、よく似合っていたのに買わずに出て行ってしまった。似合う人には来てほしいけれど、山本耀司の思想やメッセージは理解してほしいし売れすぎてもブランドのイメージがあるから困るし、と店員さんがホンネの悩みを語っていた。確かに難しい問題だ。ヨウジヤマモトはグッチではないしサンローランでもない。世界観やテイストはギャルソンに似ているかもしれないが、ギャルソンのようなマーケティング面での確信犯的あざとさとは無縁だ。


MY DEAR BOMB

MY DEAR BOMB

たかが服、されど服 -ヨウジヤマモト論

たかが服、されど服 -ヨウジヤマモト論

 帰宅。夕食はビーフシチューにした。市販のルーを使えば、カレーより簡単につくれる。といっても、つくったのはカミサンだが。