わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

目がかゆい

 六時起床。目がかゆい。中学三年のとき、国語の授業で詩を書いて提出する宿題だったか授業で書いたのか、そんなことがあって、「目がかゆい」という詩を提出したことがあるのだが、そんなことを思い出しつつ身支度し、コンタクトレンズを入れたのだが、かゆいを通り越して痛みを感じ、それも目玉を刺すような、明らかに目にゴミが入ったときとは違う痛みで、こりゃやべーな、と思い慌ててレンズを外して近所の眼科にすっ飛んでいった。秋晴れ。高く霞む青空が見えはするのだが目が痛いと見上げて季節の青色を満喫してみようなどという考えはまったく浮かばず、刺すような痛みってなんだよ、トゲでも刺さったか、そーいうときはどうやって取るんだ、などと不安にかられていっぱいいっぱいだったのだが、受付を済ませ、待合室のイスに腰かけたら天上から吊り下げてあった液晶テレビの画面に音声レス・字幕のスタイルで「崖の上のポニョ」が再生されていて、実はポニョって見たことなかったのだが、ポニョから手足が生えて人間になるシーンとか嵐の夜のシーンとかの躍動感あふれる表現には、つかの間痛みを忘れ、感動すら覚えたのだった。診察結果は、目頭の横の粘膜の部分にものもらいができかかっているかも、という曖昧なもの。ものもらいだとしたら、初期すぎてよくわからんらしいし、そもそもこんな場所にものもらいができるのはかなり珍しい症例なのだそうだ。目薬二種類を処方してもらう。トゲが刺さっていたわけではないので、ひとまず安心。帰宅。
 帰宅後は掃除。安心はしたが痛みが引いたわけではない。
 午後、カミサンと吉祥寺へ。東急百貨店のレストランフロアにある「ますや」という蕎麦屋で新そばを楽しみ、つづいてカミサンは吉祥寺ねこだらけ展最後の追加納品へ。納品が済んだところで再度合流し、秋晴れを満喫する心と時間の余裕ができているのだから、ということで、痛みとちょこちょこ付き合いながら、井の頭公園をしばらく散歩。大きな巣をつくって獲物を待つ雲を十数匹見つけた。カメムシを捕らえたものがいたが、なかなか食べようとしなかった。臭いからだろうか。池には渡ってきたばかりらしいキンクロハジロオナガガモがあちこちに。オオバンの姿も紛れていた。岸のほうには獲物を狙うゴイサギと、ぼーっとしているアオサギの姿。
 つづいて「仲屋むげん堂」へ。シヴァとかクリシュナとかガネーシャとかのミニサイズの像がすごくカッコよかったり面白かったりでしばらく見入っていた。が、買わず。かわりに白い数珠玉の900円のブレスレットを購入。カミサンも700円のブレスを買っていた。
 丸井の裏で自動車の屋台(って表現はなんだか変だが)が出ていたのでジェラートを買ったらあまりに本格的で驚いた。
 ロジャーズなどで買い物をしてから帰宅。
 夕食は牛スネ肉のカレー。圧力鍋で一気に煮込み、やわらかに仕上げた。