今日の朝日新聞の書評で、奥泉光が紹介していた。大絶賛って感じだ。ちょいと引用。
本書には小説の謎が疑いもなく匂いたち、物語をただ欲しがるのではない、本格的小説好きの読者であるならば、充満する虚構の香りに魅惑されずにはいられないだろう。小説の可能性を押し広げる言葉の運動、その放つ煌めきがここにはある。
初出の「群像」で読んで、大いに感動しているのだが……もう一度読み直そうかな。
- 作者: 円城塔
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/09/30
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 106回
- この商品を含むブログ (59件) を見る
円城塔の作品はこちら。いくつか読んでいるけど、小説の根底を揺るがすような傑作揃い。