わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

季節の痕跡

 六時十五分起床。朝の冷え込みは冬の様相。だが厳しさはない。どこか、間が抜けた感じがする。どんなことでも、名残惜しさをいつまでも引きずっているのを見ると、ある時点から先は、滑稽さが際立ったり、妙な苛立ちを覚えたり、煮え切らぬ態度やら状態やらに呆れたりすることがある。季節も同様、ということか。秋はしぶとく、家の中や街のあちこちに、痕跡を残しつづけようとする。あるいは留まりつづけようとする。
 身支度、ドウブツの世話を済ませてからランニングへ。5.6km。あちこちでハイテンションになったヒヨドリが冬枯れしかけた木々に突進していくのを見かけた。
 ランニング終了後は掃除。麦次郎、皮下輸液170cc。そして仕事。某案件のキャッチフレーズを延々と考えつづけた。午後はこの某案件のために家電量販店へ。三十分ほど売り場を視察してきた。
 夕食はカミサンがキムチ入り肉豆腐をつくってくれた。さっとつくれるようだ。カミサン、個展開催まであと三日。今日は最後の梱包に追われていたようだ。