「群像」12月号掲載。この作家のことはまったく知らないのだが、アメリカでは人気が高いようで、2003年発表の作品らしい。
ある街に突然、街を襲った狂犬病によく似た症状の病気が、犬を中心に猫やその他のドウブツにも感染しはじめる。
ニンゲンが罹患すれば、すぐに病院に連れて行かないと手遅れになる……。
作品中は、悲しさやニンゲンの腹黒さ、そして逃避願望が渦巻いているというのに、なぜか読了後は希望に満ちた感覚に包まれる。ホントに不思議だ。
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/11/07
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログ (11件) を見る
短くて恐ろしいフィルの時代