医者での待ち時間の間に、iPod touchを使って青空文庫版を読んだ。「子をつれて」同様に貧困がテーマなのだが、そんなことはさておき(当時の時代背景を考えると重要ではあるが)、短篇小説としての完成度が異様に高い。本当にコレ、大正時代の作品なのか? 技術的には非常に現代的だと思った。

- 作者: 葛西善蔵,水上勉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1994/12/05
- メディア: 文庫
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医者での待ち時間の間に、iPod touchを使って青空文庫版を読んだ。「子をつれて」同様に貧困がテーマなのだが、そんなことはさておき(当時の時代背景を考えると重要ではあるが)、短篇小説としての完成度が異様に高い。本当にコレ、大正時代の作品なのか? 技術的には非常に現代的だと思った。