わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

手を動かせない時間

 二時、猫たちの叫び声で目が覚める。キムタクと会食する夢を見ていた。なぜだろう。彼にはまったく関心がない。意味不明の興奮状態にあった麦次郎としばらく遊んでから布団に戻る。四時、今度は花子にゴハンをせがまれて目が覚める。旧日本兵の軍服を着た義父が突然我が家を訪れ、召集令状が来た、といってぼくに小さな紙切れを渡す夢を見た。これが赤紙というヤツか、でも赤くないぞ、と訝しんだところで猫に起こされた。ゴハンを与え、みたび布団へ。
 六時起床。眠った実感がない。だが徹夜をしたという実感もない。曖昧で歯切れが悪い。その、しまりのなさが行動に表れる。不注意、散漫、ボケ。
 仕事開始。朝の三十分だけ年賀状の宛名書き。ニガテな作業のひとつだ。
 つづいて某ハウスメーカー企画。じっくりと腰を据えてかかるつもりが、事務処理関係で問合せの電話が立てつづけにあったり、電話機が不調になったり、と、なんやかんやでどうしても集中できず。本格的にスタートを切れたのは十一時半。遅すぎる。だが、なんとかなるだろう。
 午後は集中しようと、思った矢先に宅配便で昨日手配したコピー用紙がどさっと届き、収納しようとクローゼットを開けたら、すでに返却済みの古いコピー・ファクス・プリンタ複合機の未使用トナーが5本、そして廃トナー用の回収トレイも未使用のものが出てきてしまった。慌ててキヤノンのコールセンターに電話し、引き取ってもらうことにした。さて安心、と思ったらたまたま近くにいたキヤノンのサービスマンがやって来て、廃トナートレイだけ先にかえしてくれ、というので返した。スペースが空いたのはうれしいが、ここまで仕事はできるはずがなく、結局本格的に開始したのは十四時過ぎ。すぐに軌道に乗ったものの、一時間もすると来詰まってしまい、完全に手が止まった。気分転換のつもりで年賀状の宛名書きを再開。まったく終わらない。
 十八時過ぎ、散歩へ。明日は冬至。昨日、今日、明日、明後日、くらいが一年で最も日が暮れるのが早い時期、ということになる。早い日没には違和感を感じる。だが夏の遅い日没にそう感じることはない。