わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

飽食の病

 六時起床。久々にたっぷりと睡眠を取った(といっても夜中に二度ほど猫に起こされたのだが)。眠りが恢復を促してくれたのか、それとも時間が経過することで毒が抜けたのか、はたまた感覚が麻痺しただけなのか、よくわからぬが、昨日の倦怠感や脳のしびれるような感覚、そして胃痛はひとまず治まった。病に伏すときとはまるで違う苦しみ方には戸惑うばかり。しかしこれは、考え直すに贅沢な症状なのではないか。これが病だとすれば、原因はあきらかに食文化および化学の進化と、飽食にある。
 午前中は事務処理。
 午後、外出。風は強いがやや北向きで、春一番とはとても呼べない。それでいて、冬の冷たさはない。今年の場合、三寒四温は破綻しているものの、着実に春には近づいている。
 青山一丁目にて打ち合わせ。某経営コンサルタントが移転したのだが、あのあたりは路地に入り込むとかなり入り組んでいるせいか、Androidのナビを使っても建物が特定できず、やっと見つけたと思っても今度はフロア表記が特殊すぎてどの階にオフィスがあるのかわからず。十五分も早く着いたというのに、五分ほど遅刻してしまった。
 十六時、帰社/帰宅。少し休憩してから、仕事。
 夕食はハヤシ。夜空に金星と木星がまばゆく浮かぶ。明るい星を見ると、東京の夜空も捨てたもんじゃねーな、とつくづく思う。おなじことを考えている人は、今宵は何人いるのだろう。