わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

歪んだ過去

 恵比寿駅のホームに座り込んでくねくねとストレッチをしていたら目に飛び込んできた少しスター・ウォーズヨーダに似ているのだが決して不細工というわけではなくむしろ端正な印象すら受ける懐かしい顔は大学時代の旧友で卒業後は音信不通だったもののヨウジヤマモトで店員をしていたために店で偶然再会することができたNだが、彼はたしか親父さんが倒れたとかで新潟の実家に帰ったはずだから、と体をくねらせるのをやめて記憶を辿っていると、久しぶりだね、と声を掛けられ、ああそうか、やっぱりN本人だ間違いないとぼくは確信するのだけれど、懐かしいからといって話したいことがあるわけではなく意識はむしろそれまでくねくねとつづけていたストレッチのほうに大半が残留していたようで、どうしても彼に関心を向けることができず、久しぶり、とだけかろうじて声をかけ直すと、Nはまるで声をかけたぼくが人違いだったとでもいうような表情でぼくの前を通り過ぎてずんずんと、遅刻するかしないかの瀬戸際だが走るのはいやだから早歩きしているのだけれど競歩っぽくなるのもいやだからあまり早くならない、という感じで先へ先へと歩き去ってしまうのだが、その後ろ姿が、というよりも、そのとき初めて見た彼の全身像、その着ていた服があまりにも変なので、ぼくは素っ頓狂な声を上げて驚いてしまうのだが、声を上げた瞬間にぼくは恵比寿駅のホームから吉祥寺の焼き鳥屋の店先に移動しており、以前恵比寿に事務所をかまえていた制作会社のT氏ともう一人、知人なのかそうでないのかすらよくわからん女性と三人で酒を飲むことになるのだが、ぼくは喘息持ちで煙にもアルコールにも弱いからさてどうしたものか、と悩んでいると、目が覚めた。六時起床。
 午前中はひたすら某案件の企画書作成。皆目見当が付かなかったが、4Bの鉛筆でA4のヤレ紙にガシガシとアイデアを書きつけていったら、なんとか形が見えてきた。
 午後はヨドバシカメラの配送が来て、新調した洗濯機を設置してくれた。壊れてしまった古い洗濯機を引き上げてもらっている間に、大慌てで設置場所を雑巾で拭いた。新しい洗濯機、まだ素材のニオイがプンプンとする。

 仕事再開。
 夕方、市ヶ谷へ。打ち合わせなのだが、途中、電車内で喘息の発作が出てしまった。おそらく洗濯機の入替のときに舞った埃である程度気管支がアレルギー反応を起こしていて、それがなんらかのきっかけで車内で爆発したのだと思う。市ヶ谷駅で慌ててステロイド吸入をし、大量に水を飲んでからしばらく深呼吸を繰り返したら落ち着いた。打ち合わせは問題なくこなせた。
 二十時帰宅。夜はのんびり過ごした。
ぜんそく力 ぜんそくに勝つ100の新常識

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