わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

排除

 六時三十分、眠気を引きずるように起床。晴。掃除、身支度、「仮面ライダーフォーゼ」。
 九時三十分、「日曜美術館」を観る。鉛筆をつかった作品が有名な木下晋の描いた、ハンセン病患者の絵。闇から光へ。あまりの美しさに、液晶画面ごしだというのに息を呑んだ。
 十時、マンションの総会。大きな問題はないのであっさり終了し、恒例の共有部分の清掃。ただひたすらに雑草を抜きつづけた。雑草は好きで、ぼうぼうのまま放置し、好き勝手に伸びしたたかに生きるさまを眺めることに大きな喜びを見出すような男だから、本当は草取りなんてしたくないのだが、やりはじめると、手が止まらなくなった。しかし、花を咲かした雑草を抜くときだけは躊躇する。花の手前で、手がムダに数秒間泳ぐ。
 午後からは仕事。難産を覚悟していたが、十六時にはケリがついた。ここで店じまいにし、散歩へ。晴れ空のもと、善福寺川沿いを歩く。ツバメ、カルガモ、ドバト、カラス、ムクドリヒヨドリ、そしてカワウ。小さな虫も大量発生している。ついでにOKマートで買いだし。
 夕食はカレーをつくった。OKマートで安く手に入った黒毛和牛のスネ肉を圧力鍋を使ってトマトジュースでとろーり煮込んで、カレールウは使わず、ペタペタになるまで炒めた玉葱とスパイスでベースをつくった。コクがあって、満足な仕上がり。