「群像」8月号掲載。村田さんの作品は文章が明快で映像的にもわかりやすく、それでいて気づくと感覚や思考の穴に突き落とされるような感覚があってスキだ。
博多に住む専業主婦の女性と、屋根修理を依頼された自営業者の屋根屋との会話。屋根屋は営業的な苦労から心療内科に通っていたことがあり、そこで勧められていたのが「夢日記」、つまり毎日の夢の内容を書き綴るという作業。これが作品の柱になる、のかな。
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/06
- メディア: 雑誌
- 購入: 4人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (6件) を見る