わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

杉並のガンジス

 六時四十分起床。寝癖アタマもそのままにベランダへ出てみると、手すりも床も濡れていた。一雨降ったらしい。何日ぶりだろうか。雨が地熱を冷やしたのか、外は秋めいた涼やかさで、心地よい風が緩やかに、強く弱くと表情を変えながら吹いている。
 ドウブツの世話と身支度をしてから、アディダスの帽子、アディダスのTシャツと短パン、アディダスのランニングシューズ、そしてナイキのウエストポーチに小銭とGalaxy Nexusを入れてランニングへ。涼しいのだから、と調子に乗ってスタートしたものの、空は曇りがちだというのに時折のぞく陽射しは真夏のままで相変わらず強く、たちまち体力を奪われそうになる。善福寺川沿いを、日陰側を選びながら源流までのぼり、すぐに右に折れて青梅街道の、杉並から練馬に向かって長くつづく欅並木の木蔭を抜け、関町の交差点で左に折れて、吉祥寺の住宅街を抜けて西荻に回った。11.9km。
 昼食後、カミサンは銀座へ。猫作家仲間の企画展を見に行くそうだ。ぼくは一時間ほど昼寝。気絶したように眠り、ハッと起き上がると、豪雨になっていた。高圧水流が線ではなく面になって降りつけてくる。善福寺川は氾濫するガンジス川のような濁流になっている。コンクリ川だが。
 雨がやんだところでぼくも外出。新宿へ。タカシマヤで開催しているアディダスのセールに突撃。もう夏用のものは足りているので、冬用のウィンドブレーカーを、そして今のナイキのポーチはスマホを入れるとファスナーが締まりきらず不安だったので、きっちりファスナーが締まるサイズのウェストポーチも購入。トータルしても7,000円少々。安くて笑ってしまいそうになったが、レジに持っていった覚えのない女性用の靴下二足をぼくの会計につけられそうになり、一気に機嫌が悪くなった。間違わぬ結果になったから許すけど。
 新宿東口のアディダス直営店を少しだけ覗く。紀伊國屋の文芸書コーナーもチェックしたが、何も買わず。カミサンと合流し、伊勢丹の北海道展、小田急百貨店の全国うまいもの展であれこれ買ってから帰宅。
 夕食は北海道展の豚肉弁当と牛サーロイン塩焼き弁当を半分ずつ食べた。夜に米を食ったのは久しぶりだ。