わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

透明な虫の声

 涼しいのだろうか。外は涼しそうだ。だが家のなかだけなぜ暑い。なぜ熱が籠もる。寝汗がひどい。だがさほど不快感はない。しっかり眠れたからだろうか。六時起床。
 十一時、後楽園にて打ち合わせ。終了後、新宿へ移動すると大雨が降りはじめた。最大までコックをひねったシャワーのようだ。これではカバンに入れた資料が濡れてしまう。仕方ないので傘を買った。無駄な出費かもしれないが、書類が濡れるよりはマシだ。
 丸亀製麵で昼食。
 十三時過ぎ、デザイナーと打ち合わせ。デザイナーへの説明が今日の天気のように脈絡がなくなってしまったような気がするが、大丈夫、わかった、と言ってくれたので、よしとしよう。
 雨はやんでいる。傘をさしていた時間はおそらく五分くらいだろう。うーむ。
 十五時、帰社/帰宅。地味に作業を進めた。
 十九時、散歩へ。遅いからだろうか、夕焼けは見えない。風は涼しい。草むらや塀の影からちらちらと聞こえる秋の虫の鳴き声の透明感が、昨日よりさらに増している。空を見上げると、やや不完全なひつじ雲が、夜の闇に溶け込むことなく、ゆるやかに形を変えながら流れている。