わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ゆがむ世界

 六時起床。
 新聞を取りに外へ出る。雨が降っているが、決して雨足は強くはない。少なくとも水鳥たちは雨をまったく苦にしていない。年中このあたりにいるカルガモやつい最近遠い国から渡ってきたばかりのオナガガモたちは、平然と、という感情が彼らにあるかどうかはよくわからないが、少なくとも人間から見ると平然とした面持ちで、水面をゆるやかに泳ぎ進んだり、中洲に登って毛繕いをしたりと気ままに過ごしている。水鳥の仲間ではないだろうが、カワウもいつもどおりに水中を泳いでは顔を出す、を繰り返し、ちょいちょいと小魚を捕っては丸吞みしている。彼らの周囲を、雨がつくった波紋たちが、広がっては消え、消えては広がり、を絶え間なく繰り返している。微かにキンモクセイの香りが漂う。
 雨のなかを外出。電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、横浜某所へ。某社にて某案件のコンペのプレゼン。感触はいい。終了後、モスバーガーで昼食。なんちゃらかんちゃら厚切りベーコンなんちゃらバーガーを食べた。味が濃い。
 吉祥寺へ。先日、眼鏡市場でつくったメガネを受け取りに行く。i-ATHLETEとかいう名前のスポーツ用軽量フレームに、PC用のブルーライトをカットできるレンズ。レンズはかなり透明に近い。とても気に入っているが、今までのものより度を上げたせいか、目が慣れない。世界が大きくゆがみ、湾曲している。実際は曲がってなんかいないのに、自分の目に映る像は、端が大きなカーブを描いているように感じられる。そのカーブのなかでは、目に映る像と実際の世界のカタチとが一致していないから、うまく動けない。何度か階段を踏み外しかけてしまった。カッチョ悪い。
 夕方は事務処理したり、デザイナーから届いたデータを確認したり、見積を書いたり。いつもよりはかなり状況が落ち着いている。ただし来週はかなり立て込みそう。