「群像」12月号掲載。いやあ、驚いた。ミステリー作家と思われているが本人は純文学志向が強い、ということをどこかで読んだ記憶があるが、本作はすさまじい実験小説。時系列も空間も意識もねじれてとぎれて、それでいてひとつの世界をシッカリと構築できている。つげ義春の「ねじ式」を彷彿とさせる。主人公はその後、鈴木商店を発見できるのだろうか。気になる。
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/07
- メディア: 雑誌
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「群像」12月号掲載。いやあ、驚いた。ミステリー作家と思われているが本人は純文学志向が強い、ということをどこかで読んだ記憶があるが、本作はすさまじい実験小説。時系列も空間も意識もねじれてとぎれて、それでいてひとつの世界をシッカリと構築できている。つげ義春の「ねじ式」を彷彿とさせる。主人公はその後、鈴木商店を発見できるのだろうか。気になる。