平穏なる一日

　六時起床。不思議な夢を見た、という印象だけは残っているのだがその残り方が妙に散漫で、うまく記憶をたどることができない。目覚めてすぐに書いた夢に関するメモを見てみると「中村雅俊／旅行」とあった。
　仕事。なんやかんやとめまぐるしい。
　午後、散歩を兼ねて西友／タウンセブンに買い出し。アディダスのニット帽を買った。
　夕食はサバを食べた。やや太めの上弦の月が霞んだ黄色い光を放っている。光は霞んでいるのに鈍くはなく、漆黒の空がなぜか透けて見えているような気がした。